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初めての訪問看護 vol.5

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前回に引き続き、B子さんへのアンケート結果を紹介させていただきます!

 

今回紹介させて頂く最初の質問は、「いい意味で訪問看護を初める前に抱いていたイメージと実際と違った点は何ですか?」という質問。

 

回答は、「訪問予定が大まかに決まっているので、事前に調べることができるため、不安を軽減できた事。そして、病棟と違い、利用者さん一人一人に集中できる事。」という回答でした!

私たちのサービスを勘違いされる方は、スポットで短時間の看護師さんと利用者さんをマッチングするサービスと考えられ、1回限りの訪問と思われる方が少なくありません。

しかし私たちが勧めるのは、1週間に1日、午前中だけ等を、同じ利用者さんのところへ、細く長く続けて行って頂くスタイルです。

そのため、B子さんが最初に抱いていたイメージのような、突然初めての利用者さんのところに行ってくださいというようなケースはあり得ません。

それは、訪問看護ステーションにとっても、利用者さんにとっても、そして看護師さんにとっても不安しかありませんので。

 

同じ利用者さんのところへ、1週間に1回訪問する、最初の訪問は先輩看護師と同行訪問し、慣れてから1人で訪問する、何かあってもいつでも先輩看護師や管理者に電話で相談できる体制があり、一人で責任を負う必要はない、また経験の少ない看護師さんが担当する利用者さんは慢性疾患の方が多いので、急変することは少なく、事前に予測を立てることが可能ということもあります。ここがB子さんの意外な点だったかもしれませんね。

 

なお、私たちのシステムで進めている情報共有では、タイムリーに、他の看護師さんが訪問した利用者さんの看護記録等の情報を確認できるので、ご自身が訪問するまでにどんな状態であるかを確認できるので、より不安が軽減できます。

 

次に「悪い意味で、イメージと実際が違った点は何ですか?」という質問については、「採血や点滴がない事。また薬剤師や栄養士、医師が近くにいないため、専門的な相談ができないこと。」という回答でした。

 

この点については、訪問看護では、利用者さん一人一人に、多職種連携といって、定期的に利用者さんに関わっているケアマネージャーや介護士等多職種の方々とカンファレンスする機会があるため、そういった不安を軽減できる機会があるので、安心してください。

とはいうものの、病院と違うので、カンファレンスまで聞けないとか、ちょっとした立ち話等、気軽に相談できる環境でないことは否めません。

その辺りは先輩看護師さんに気軽に相談していくしかないかもしれません。

しかしながら訪問看護ステーションの多くは、小規模であるため、少ない人数での人間関係が重要になってきます。

そういう意味でも、短時間の勤務で複数のステーションに勤務してみて、ご自身と気が合うステーションを探すというのもいいかもしれません。

 

続きは、また次回に!

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