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11.102017
訪問看護業界について vol.3
皆さんは訪問看護ステーション、もしくは訪問看護って、ご存知でしょうか?
私自身も、祖父や義理の母を在宅で見送るまでは、その存在を知りませんでした。
しかし、今、駅前等で色々な看板をじっくり見てみると、必ずと言っていいほど、「○◯訪問看護ステーション」という文字が見えるはずです。
そのくらい近年、在宅医療の普及に向け、訪問看護ステーションの数も増えています。(2013年で約7000箇所、厚生労働省統計)
現在2017年には、その数は約9000カ所あると言われています。
今後も国や国民のニーズにより、地域医療の充実に向け、そのステーションの数、そこに従事する訪問看護師さんの人数が増加する傾向にあります。
それでも、冒頭の写真にあります通り、世界でも有数の福祉国家であるスウェーデン等に比べると、まだまだ訪問看護師が少ないことがわかると思います。(写真は全国訪問看護協会の資料より抜粋)
同じレベルにしようと考えると、あと15万人ほど、訪問看護師の数が必要になります。
現在働かれている看護師さんは、日本に140万人しかいないと言われており、そのうち訪問看護師は5万人程度と言われています。
そのため、あと15万人も訪問看護師が必要というのは、とても厳しい状況です。
加えて、訪問看護ステーションが今、とても大変なことになっているので、それを次回より紹介します。
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